当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)という漢方について記しています。

当帰芍薬散

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)8


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当帰芍薬散はお酒で飲んでもいいの?


当帰芍薬散はお酒で飲んでもいいのかというと、実は飲んでも大丈夫なんです。

そもそも、お酒と薬は絶対に一緒に飲んではいけません。

飲んでしまうと、大変危険なんです。

しかし、当帰芍薬散はお酒で飲んでもいいものなんです。

漢方の中には、お酒で飲んでも大丈夫なものがあります。

お水で飲むよりも、お酒で飲んだほうが効果的な場合があります。

なぜなら、お酒を飲むことにより、体が温まるからなんです。

これは古典の漢方書籍にも載っている飲み方です。

当帰芍薬散には、体を温める効果があります。

お酒と当帰芍薬散を一緒に飲むことで、すぐに体が温まります。

しかし、お酒って、あまりに沢山飲んでしまうと、体が温まるどころか、冷えてしまうことがあります。

体が冷えてしまっては意味がありません。

また、ビールって体を冷やしてしまうお酒なので、ビールで飲んではいけません。

日本酒などの体が温まるお酒なら大丈夫です。

お酒が全然飲めない人は、お湯でも構いません。

お酒が飲めるのであれば、お猪口やぐい飲み1杯くらいの量で当帰芍薬散を飲んでみるといいでしょう。


当帰芍薬散は子宮内膜症に効果がある?


当帰芍薬散は子宮内膜症に効果がある漢方です。

当帰芍薬散には、さまざまは効果があります。

どういった効果があるのかというと、血行を良くして体を温める、貧血状症状の改善、ホルモンバランスを整える効果があります。

そのため当帰芍薬散は、女性特有の病気や生理不順、不妊症などによく用いられることが多いんです。

その女性特有の病気の中に、子宮内膜症があります。

当帰芍薬散で子宮内膜症を完全に治すというものではありません。

骨盤内のうっ血によるものとして、漢方で治療を行います。

当帰芍薬散は、子宮内膜症による痛みの緩和や血液循環をよくする目的で、当帰芍薬散を使用することがよくあるんです。

胃が弱かったり、体力があまりない方、冷え症や肩こりがある肩に、当帰芍薬散を使用します。

子宮内膜症であっても、その人がどんな症状を持っているかによって、処方される漢方が違ってくるのです。


当帰芍薬散と桂枝茯苓丸って何が違うの?


当帰芍薬散と桂枝茯苓丸って何が違うのかというと、それぞれ治るお血が違うのです。

しかし、この2つは女性特有の病気に用いる代表的な漢方なんです。

そのためとても有名なんですが、いまいち違いが分からないという人も多いんです。

当帰芍薬散は、体力があまりなくて、冷え症、貧血がある方に向いている漢方です。

見かけの体格からいうと、普通体型からぽっちゃりした方に向いています。

当帰芍薬散を飲むことにより、冷え症、頭痛、肩こり、むくみなどを改善することができます。

ただ当帰芍薬散は、胃腸に重い性質なので、胃腸があまり強くない人は気をつけなければいけません。

桂枝茯苓丸は、下半身の冷え、のぼせ、頭痛、肩こりがある人に向いている漢方です。

桂枝茯苓丸は、月経不順、月経困難症、更年期障害、無月経、子宮内膜症などに効果があります。

桂枝茯苓丸を飲むことによって、吹き出物ができてしまうことがたまにあります。

また、桂枝茯苓丸は妊娠中には飲んではいけない漢方なんです。


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